秋が深まり、涼しい風が気持ちいい季節。ずっと気になっていた「大谷石」を見に行こうと決めたのは、ほんの数日前のこと。帰りには宇都宮餃子を食べよう──そんな軽い気持ちで、アトレーに荷物を積み込んで出発です。
初日の夜は「道の駅まくらがの里こが」へ
仕事を終えてお風呂を済ませ、夜の下道をのんびり北上。途中で「道の駅ごか」に間違って入ってしまうというハプニングもありつつ(笑)、無事に「道の駅まくらがの里こが」に到着しました。

「ごか」と「こが」は名前が似ているため、初めて訪れる人は特に間違えやすいので注意が必要です。
口コミでは「車中泊はP3・P4駐車場がおすすめ」とのことでしたが、P3は満車。P4に移動すると国道沿いのため少し走行音が気になるものの、夜は静けさもあり、思ったより快適に過ごせました。涼しい夜風を感じながら車内で温かいコーヒーを飲む時間は最高。次に訪れるときは、より落ち着いた雰囲気のP1も試してみたいと思いました。


圧巻のスケール!大谷資料館を見学
翌朝は生憎の小雨ですが交通量が少なく、気持ちのよいドライブ日和となりました。道の駅からおよそ1時間半ほど走ると、「大谷資料館」に到着。近づくにつれて、切り立つ岩肌の迫力が増していきます。人力で掘られた跡が残る地下空間は、想像を超えるスケールと静寂に包まれ、圧倒されました。



妻も目を輝かせながら「すごいね」と感動していて、訪れて本当によかったと感じました。前から行きたいと思っていた場所だけに、入館料800円でこのスケールは“お得”としか言いようがありません。
ひんやりとした洞窟内はまるで別世界。ライトアップされた岩壁が幻想的な陰影を描き、時間を忘れて見入ってしまいます。見学を終えたあと、入口近くのカフェでいただいたジェラートがまた格別。冷たい甘さと石の冷気が心地よく、旅のひと休みにぴったりのひとときでした。

「道の駅 東山道伊王野」でそばランチ
お昼は、そば処として人気の「道の駅 東山道伊王野」へ。到着は12時半過ぎで、すでに完売メニューがいくつか出ており、その人気ぶりがうかがえます。

案内されたのは窓際の席。外を眺めると、そば粉を挽くための大きな水車がゆっくりと回っており、その景色に思わず見入ってしまいました。心地よい水音と秋の風が調和して、なんとも穏やかな時間が流れます。
少し肌寒かったので温かいおそばを注文。出汁の香りがふわりと立ち上がり、口に含むと優しい旨みが広がります。疲れた体に染み渡るような温かさで、まさに旅の途中にぴったりの一杯でした。次はぜひ、香り高い冷たいそばを味わってみたい──そう感じさせてくれる味わいでした。

チーズガーデン那須本店でおやつタイム
次の目的地は「チーズガーデン那須本店」。駐車場は満車でしたが、軽自動車専用スペースにスムーズに案内され、思ったよりも早く入店できました。ラッキーなスタートです。

ランチからわずか1時間ほどしか経っていませんでしたが、店内に漂う甘い香りとショーケースに並ぶチーズケーキを見たら、もう我慢できません。迷わず限定セットを注文。1,800円と少し贅沢でしたが、妻とシェアしてゆっくり味わいました。

しっとりとした口当たりと濃厚なチーズの香りが絶妙で、まさに那須の御用邸の名物スイーツ。お昼に食べたエビ天丼付きのそばがまだ残っていたので、5種類のうち2つは持ち帰り、夜のデザートにすることに。旅の途中でこうした“ご褒美スイーツ”を味わえるのも、軽バン旅の楽しみのひとつです。
今夜の寝床「道の駅きつれがわ」へ──が、まさかのトイレ工事中!
お風呂付きの「道の駅きつれがわ」を今夜の宿に選びました。到着してみると、なんとトイレが改修工事中。仮設トイレが並んでおり、妻の「絶対イヤ!」の一言で急遽別の場所へ移動することに。
残念ではありましたが、温泉や景色はとても良く、夜空もきっときれいだったはず。トイレ工事が終わったら、もう一度訪れたい場所のひとつです。ちなみに「温泉パン」が絶品でした!アンバターとトチオトメジャムバターが最高でした。他には名物の餃子キムチ定食と地元人気店の特性ラーメンも食べたいです。
翌朝は「道の駅もてぎ」で朝ラーメン
夜の移動を経て、「道の駅もてぎ」に到着。道の駅きつれがわ近くのスーパーで購入した名物餃子で晩酌最高です!翌朝は空気がひんやりしていて気持ちいい。ここではSLが走る日もあり、鉄道好きにも人気の道の駅です。


お目当ては名物の「ゆず塩ラーメン」。開店前からすでに10人ほど並んでおり、慌てて行列に加わりました。スープは優しい味わいながらも深みがあり、ゆずの香りが爽やか。季節限定の「きのこラーメン」もいただきましたが、こちらも絶品キノコの出汁が利いていて旨いです。次は味噌ラーメンに挑戦したいです。

最後は「道の駅ましこ」でのんびり締めくくり
旅の締めくくりは「道の駅ましこ」。益子焼のカップや器が並び、見ているだけでも楽しい場所です。気になったコーヒーカップはなんと1個9,000円。割ってしまいそうで今回は断念しましたが、次見かけたら買ってしまうかも。

名物のプリンも濃厚でおいしく最高でした。自転車の地元のおじさんが食べていた、ピザの香りにつられて「セオトンタ」を購入。豚肉×味噌×チーズという“発酵食の三重奏”がたまらない一枚でした。持ち帰るつもりが、車内で「温かいうちにひと口だけ…」と食べ始め、結局完食(笑)。


まとめ:行き当たりばったりも、また楽しい
今回の旅は、ほとんど計画なしの“行き当たりばったり旅”でしたが、それがまた楽しかった。行く先々で出会う景色や味、そしてちょっとしたハプニングも、すべてが思い出になります。
大谷石の迫力、那須のチーズケーキ、東山道伊王野のそば、そしてましこのピザ。どれも忘れられない味と時間。
「また行きたいね」──そんな言葉が自然に出てくる、秋のアトレー旅でした。

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